証券会社が扱う債券や投資信託について
神楽です。
証券会社によるデリバティブ汚染がひどい。
はっきり言うけど、日本の証券会社は本当にひどい。
あたかもリスク分散し、安全に見えるような仕組み債や信託を自治体や財団法人、果ては富裕層のシニア世代に売りつけまくっている。
その額は恐ろしく、例えば子供たちの未来を担う保育・教育関連の財団や、医療法人だけでも50億以上は購入させられている事実。
それが本当に安定感のある運用ならいいが、中身は腐りに腐った詐欺まがいの金融商品。
私なら証券会社が提案する債券や信託を見れば一発でおかしな点が分かるのだが、昨今ではシニア層が餌食になり、目も当てられない状態になっている。
過去にも財団法人が基金の運用で多額の仕組み債を購入してしまい、訴訟問題にもなっている。
そして本当の意味でやっかいなのが、これを売ってる証券会社の営業マンは本当にいい商品だと思って売っているところ。
その複雑さゆえ、正しくリスクを理解出来ていないことが多いのだ。
(特に新人営業マンは目をキラキラさせてプレゼンしてくる)
リスクをきちっと伝えることが出来ない奴に、金融商品を販売する資格なんてないよ。
それにしても、日本のトップクラスの証券会社がこの始末なら、いったい何を信じればいいのって話ですよねほんと。
まあそもそも、 ”証券会社はそういうビジネス” っていう意見もあるけどさ。
頭が痛い話です。
ゲーマーは投資がうまいのか?
こんにちは神楽葵です。
最近つくづく思うのですが、ゲーマーって投資がうまいんですよね。
ほら、ゲームってより効率的に、合理的に進めていくものじゃないですか。
特にRPGにどっぷりはまるゲーマーはいいですね。
無駄なレベル上げを嫌い、より低いレベル、金のかけない装備でいかに効率よくダンジョンを攻略し、ボスを倒してストーリーを進めるか。
ここを突き詰めていくと非常に頭を使いロジカルシンキングが自然とできるようになります。
もっと言えば論点思考だけでなく、仮説思考も自然に活用し、最適な解を導き出すまでの職人的な勘はまさにBCGのそれです。
そしてこれが投資とどう関係するか。
実は投資って、仮説思考がめちゃくちゃ重要なんですよ。
チャートをばあっと眺めて、なんとなく仮説を立てる。そしてそれの検証をする。
結局これの繰り返しなんですよ。勝てる手法を確立するのって。
で、ただこれを機械的にやればいいってわけでもない。
ここでどっぷりゲーマーの人間だと、最速で解を見つけるプロセスを楽しみ、必勝ツールや裏技を編み出すことがとても多いのです。
私自身アホみたいにゲームをやりこむので、投資に関しても裏技探しが楽しくて夢中になります。アホみたいに。
低レベルでは厳しいボスも、アクセサリーやスキル、作戦の組み合わせで倒せたりしますよね。それと同様に、普通にやっても勝てない相場の世界で、いかに戦略の組み合わせで勝ち残るか。
ドル円ロングで先物ショートのニュートラル状態に小型株ロングを加えると、時期とアロケーションによってはアービトラージになったり、とか。
そういう鉄板ディーリングの発見は、ゲームの裏技発見となんら変わりません。
まあ結局楽しいからハマる、ハマるからうまくなるっていう単純な話なんですけどね。
ファンドでディーラーやってる奴って結構楽しそうにやってますし。
もちろん四半期ごとに結果出ないと即クビなんで緊張感のある仕事ですが、神経の太さが異常な奴が多いせいか、トレーディングルームは結構楽し気な雰囲気だったりします。ゲーマーっていい奴も多いですしね。
というわけで、我こそはどっぷりゲーマー(特にRPG)という人は、是非投資を始めてみましょう。きっと才能が発揮されるはず。