証券会社が扱う債券や投資信託について
神楽です。
証券会社によるデリバティブ汚染がひどい。
はっきり言うけど、日本の証券会社は本当にひどい。
あたかもリスク分散し、安全に見えるような仕組み債や信託を自治体や財団法人、果ては富裕層のシニア世代に売りつけまくっている。
その額は恐ろしく、例えば子供たちの未来を担う保育・教育関連の財団や、医療法人だけでも50億以上は購入させられている事実。
それが本当に安定感のある運用ならいいが、中身は腐りに腐った詐欺まがいの金融商品。
私なら証券会社が提案する債券や信託を見れば一発でおかしな点が分かるのだが、昨今ではシニア層が餌食になり、目も当てられない状態になっている。
過去にも財団法人が基金の運用で多額の仕組み債を購入してしまい、訴訟問題にもなっている。
そして本当の意味でやっかいなのが、これを売ってる証券会社の営業マンは本当にいい商品だと思って売っているところ。
その複雑さゆえ、正しくリスクを理解出来ていないことが多いのだ。
(特に新人営業マンは目をキラキラさせてプレゼンしてくる)
リスクをきちっと伝えることが出来ない奴に、金融商品を販売する資格なんてないよ。
それにしても、日本のトップクラスの証券会社がこの始末なら、いったい何を信じればいいのって話ですよねほんと。
まあそもそも、 ”証券会社はそういうビジネス” っていう意見もあるけどさ。
頭が痛い話です。